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【無添加】を徹底解説!白髪を染める前に知っておきたい成分の話

白髪染めは、おしゃれ染めとは違い、継続が前提のヘアケアです。
肌が弱い人が添加物の多い白髪染めを使うと、薬剤の刺激から頭皮トラブルが起こりやすくなり、かゆみやむずむず感の原因となるおそれがあります。

 

せっかく白髪を染めていても、白髪染めが原因で髪や頭皮がボロボロになってしまったら、本当の意味で美しくありませんよね?

 

それなら、無添加の白髪染めを使えば解決するのでは?と、思ったあなた、ちょっと待ってください!
無添加だから、絶対に安心だという思いこみ、実はとても危険なんです。

 

ここでは、無添加の定義、本当に良い白髪染めの成分や原料、髪や頭皮に危険な成分について、徹底解説していきたいと思います。

 

【無添加の定義ってなに?】

 

食品や化粧品などの宣伝で良く耳にする『無添加』。
身体に良いもの、という漠然としたイメージはあっても、無添加とはそもそも何が無添加なのか、その定義を詳しく説明できる人は、本当に少ないのではないかと思います。

 

そもそも無添加の定義とは『ある特定の添加物が入っていないもの』という実に曖昧なものであり、現代において厳格な基準がありません。

 

ここでいう『ある特定の添加物』とは、昭和40年ごろに薬事法にて、表示を義務付けされたアレルギーを引き起こす可能性を持つ危険成分102種類のことを指しています。

 

わかりやすく、例をあげて説明しましょう。

 

・全く添加物の入っていない商品『X』
・薬事法で表示を義務付けられた着色料は不使用、他防腐剤配合の商品『Y』
・薬事法で表示を義務付けられた防腐剤は不使用、他着色料配合の商品『Z』

 

この3つの商品のうち無添加商品はどれでしょう?
そう聞くと、たいていの方が全く添加物の入っていない商品『X』を選びます。
普通に考えて、すべての添加物が入っていないものが無添加であり、『Y』や『Z』のように、着色料や防腐剤が使われているものは、実際のところ、添加物ゼロではありませんよね。

 

でも、この上記3つの商品、すべてが無添加商品として表記・販売することができます。
なぜなら、『Y』と『Z』は、薬事法で定められた危険成分が『無添加』だからです。

 

現代において、無添加とは『ある特定の添加物が入っていないもの』という曖昧なルールしか存在しておらず、その他の添加物の有無は『無添加』表記に関係ありません。
そのため、その他の着色料や防腐剤が入っていても、特定の危険な添加物が入っていなければ、無添加と表記できてしまうのです。

 

幸いにも、2001年の薬事法改正により、すべての成分および原料の全表示が義務付けされ、自分の目で添加物の有無を確かめられるようになりました。
普段は、白髪染めの成分表なんてみないという方も、自分の身体のために、何が無添加なのか、他に添加物は入っていないのか、きちんと調べてから購入するようにしましょう。

 

【これはダメ!白髪染めに入っていると危険な成分】

 

では、特に白髪染めに入っていると危険な成分をいくつかご紹介します。

 

・パラベン
薬事法で危険成分として表示を義務付けられている防腐剤です。
安く大量生産可能なことから、白髪染めをはじめとした化粧品類に長く使われてきました。
しかし、パラベンは、肌から少しずつ体内に入り込んでいき、排出されづらい性質をもつため、長期使用することで、アレルギー症などの健康被害を起こす危険性があります。
長期使用が前提の白髪染めに入っていると危険な成分だと言えるでしょう。

 

・ジアミン
ジアミンは、濃いカラーを作り出す化学染料のひとつです。
刺激が強い成分のため、頭のかゆみやむずむず感を起こしやすく、ごく少数ですが重篤なアナフィキラシーショックを起こしたという報告例もあります。
ヨーロッパの一部地域では、その危険性から、ジアミン入りのヘアカラー販売が禁止されているほどです。

 

・界面活性剤
頭皮の脂分を取り除く役割を持ち、石鹸や洗剤に配合されている有名な成分です。
重篤な健康被害を起こすほど危険なものではありませんが、界面活性剤は洗浄力が高すぎて潤いのない状態を作り出してしまいます。潤いのない頭皮は、肌バリア機能が低下し、栄養が行きわたりにくい状態です。抜け毛や薄毛、白髪の原因になるため、白髪染めに含有されるべき成分ではないと言えるでしょう。

 

これらの危険成分は、今でも色々な種類の白髪染めに使われており、どちらも頭のかゆみやむずむず感の原因となります。
ひどい場合には、アレルギーショックを起こしてしまう危険性もありますから、どちらも白髪染めを購入する前に、成分表で配合の有無を確かめておくようにしましょう。

 

【チェックしよう!配合されていて欲しい美容成分】

 

せっかく、成分表をチェックするなら、危険な成分や原料だけでなく、白髪染めに配合されていると良い美容成分も知っておきましょう。

 

・潤い成分(ミネラル・ヒアルロン酸・アルギン酸など)
白髪を染める時、一緒にしっかりと潤いを閉じ込めてあげることで、つややかな黒髪を作ることができます。うるおい成分には、ヒアルロン酸やアルギン酸など、様々な種類がありますが、頭皮にも優しい自然由来のものを選択しましょう。

 

・育毛成分(トコフェロール、ニンニクエキス、コンブエキス)
白髪を染めながら、健やかな髪を生みだす手伝いをしてくれる育毛成分です。
トリートメントタイプのヘアマニキュアに多く配合されています。

 

・植物由来色素(シコン・ウコン・クチナシなど)
植物由来天然色素では、シコンやウコンやクチナシといった漢方成分が有名です。
美容効果やダメージ修復機能も持ち、自然で美しい発色が期待できます。
化学原料を使った色素よりも、自然原料から作られた髪に優しい色素を選びましょう。

 

自然由来の原料や成分は、化学原料ほどの強い力はなくとも、身体に優しく作用します。
白髪染めを探す時には、身体に優しい天然由来の商品を探すと良いでしょう。

 

【無添加白髪染め選びの注意点】

 

無添加表示の白髪染めはたくさん発売されていますが、本当の意味で身体に良い商品を探すには、自分の目で成分表をチェックするしかありません。
上記の情報を参考に、購入を検討している白髪染めの成分表を調べてみると良いでしょう。

 

ただし、無添加商品で刺激の少ないと言われる商品でも、まれに、かぶれやかゆみなどアレルギー反応を起こす場合があります。
どんな白髪染めでも、はじめて使う商品はきちんと事前にパッチテストを行い、自分の肌との相性を確かめてから、あらためて白髪を染めるようにしましょう。